レアアースについて

久しぶりのブログ更新です。


今日の新聞にも出ていましたが、中国に世界中が振り回されている感があります。

中国では、レアアースの輸出の30%を規制しているようです。

御存じのように、レアアースとはネオジウム磁石の原料のネオジウム鋳鉄のことです。

皆さんは、「ピップエレキバン1800ガウス」などと言うのを聞いたことがお有りだと思います。

このガウスというのは、1㎠当たりの磁石から、南極と北極に向かっている磁力の本数、残留磁束密度といいます。

1800ガスというのは、1800本の磁力線が出ているということです。

ピップエレキバンは、フェライト(第2酸化鉄)で出来ています。

ネオジウム磁石は、磁気特性が30000~40000ガウスもあります。

強い磁気特性を有することで、高速モーターなどに多用されます。

最近のハイブリッドカーや電気自動車には、このネオジウム磁石が使われています。

その原料(レアアース)の輸出を規制してしまうのですから、意地が悪いですね。

でも、中国以外の国からもネオジウムは産出されます。

アメリカ・インド・オーストラリア等、からです。

では、なぜ中国に各国が依存しているのか?安いからです。

つい最近まで、貧乏な国でしたが、先進国は一生懸命中国に裏切られることも知らず、経済援助や技術供与を行って、中国を強くしてしまいました。

他の国は、採掘するのに地下に穴を掘りますが、中国のはその辺の農家の庭をユンボで掘っても、レアアースが出ます。安さの秘密は、たったこれだけなんですね。

先進各国も、輸入以外の方法を考え出しました。既存の磁石の特性を上げたり、代替品を開発したりしています。

興亡と裏切りが歴史の国とのお付き合いは、大変難しいですね。



2010/10/20

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